大阪のディープな「異世界」

大阪には、他の地方では、
なかなかお目にする事が出来ないような、
「異世界」が、今でも何カ所か残されています。
大阪は、日本の中でも「多民族化」が進んでいる、
とても「アジアらしい」場所だと思うのです。
雑然としていて、でもパワフルでカラフルな、
そんなアジアらしい町を残している、
大阪という場所は、とても魅力的だと思います。
大阪環状線の電車が停まる駅に、
「鶴橋」があります。
この街は「焼肉」で、有名だと思います。
確かに、環状線を鶴橋の駅で降りると、
ホームで電車のトビラが空いた途端に、
焼肉の香りが漂ってきて、
お腹が空いている時には、
あまり通りたくない場所です(苦笑)。
鶴橋の駅に直結して、
「コリアン市場」が、広がっています。
東南アジアでよく見かけるような、
薄暗くて小さなお店が密集している、
アーケード商店街もあります。
まるで迷路が張り巡らされているような、
知らないと、ほんとに迷子になってしまいそうな、
独特のアジアな雰囲気を醸し出す、異世界です。
「非日常」な気分を味わいたい時は、
この場所に来るのをオススメします。
整然とした、キタの街並みからは想像出来ない、
「ディープ」な大阪が、
そこには広がっているのです。
昔は「新世界」も、そんな風に、
ディープな雰囲気が漂っていたのですが、
フェスティバルゲートが出来、
日雇い労働者に対しての「行政代執行」などもあって、
新世界は、すっかり「アカ抜けて」しまったような気がします。
昔の方が、大阪らしくて、
わたしは好きでした。
今では、観光客が普通に一人歩き出来る、
安全な町になりましたよね…。
最近、すっかり足が遠のいてしまっているのですが、
「飛田新地」も、ディープな大阪を感じさせてくれる、
大阪の「異世界」です。
この町は、一般的には「花街」と呼ばれる、
いわゆる「娼婦」さんがお仕事している場所です。
木の格子窓にピンクのケバケバしい照明が、
この町の「色」だと思います。
昔は、女の子が一人歩きなんて、
絶対出来ないような、「退廃的」な雰囲気が漂ってましたが、
最近は、変わってきているかも知れないですね…。

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